ゼネコン・現場監督

就活生必読!現場監督の仕事内容は?スーパーゼネコンので働く私が詳しく説明します!

この記事では、現役の現場監督である私が、現場監督の仕事内容について説明します!

現場監督って聞いたことあるけど、どんな仕事なんだろう?

建設業界で働きたいと思っている方は「現場監督」という言葉をよく耳にすると思います。

現場監督の仕事内容は、現場監督から聞くのが一番分かりやすいと思います!

スーパーゼネコンで働く現役の現場監督が仕事の内容をわかりやすく説明するので、是非参考にしてください!

現場監督とは

『現場監督とは、工事現場において作業工程、品質、安全を管理する人』

ネットで調べるとよく上記のような 事が書いてあります。

ただ、これだけだと漠然としていて実際何をしてるのかイメージしづらいと思います。

簡単に説明すると、図面を見て、工事の順番を決めて、その通りに工事が進んでるかどうかを確認する仕事です。

建物がプラモデルだとすると、プラモデルの箱に書いてある完成系の絵を見て、組み立て方の説明書を作り、人を雇って作らせて、説明書通りに作られているかを確認するといったことをしてます。

ざっくり例えてしまいましたが、これから現場監督の具体的な仕事内容について、わかりやすいように4つに分けて説明していきます。

全体的な仕事

建物を期日までに作るための現場の流れを決める仕事

工事ごとの仕事

工事ごとに発生する細かな仕事。

日々の仕事

毎日のルーティーン作業

イレギュラーな仕事

現場に配属されている以上逃げることのできない仕事

以上です。それでは、ひとつずつ説明していきます。

①全体的な仕事

まずは、工事全体に関わる内容の仕事を紹介していきます。

総合工程作成

設計図をもとに、建物を作る為の工事の順番をざっくり決めていきます。

そして、期日までに建物を完成させられるようにそれぞれ工事ごとの日数を決めます。

ただ、総合工程表は、あくまで現場の流れの軸となるものなので、細かくは書きません。重要な工事の日程を抑える為だけのものです。

 とはいっても、客先に提出したりするものなので、大変重要なものになり、総合工程表が現場全体を動かしているといっても過言ではありません。

施工図作成管理

実は設計図だけでは建物を作ることができません。なぜなら細かい寸法・情報が記載されていないからです。

設計図をもとに作成した施工図というものを見て建物を作ります。

昔は施工図を現場監督が書いていたそうですが、今は施工図担当というひたすら施工図を書く人が現場に常駐しています。その人に図面を書かせます。

具体的に現場監督は施工図作成にあたり、日程管理施工図のチェックを行います。

日程管理とは、例えば、2階の工事を◯月◯日に開始するから、その2週間前くらいに図面が完成するように指示を出すというような業務です。

ただ日程管理をするだけでなく、施工図を作るにあたって様々な問題がでてくるので、施工図担当の人と打ち合わせをしながら進めていき、時には設計者・発注者(客)と相談しながら決めていきます。

施工図チェックとは、文字通り完成した施工図を情報の漏れがないように確認する業務です。

施工図の管理とは、かなり重要な業務で、工事を開始したい時に図面がないと工事が止まってしまいます。

また、製作物とよばれる、特注品のようなもの(現場のためにサイズをあわせて作るもの。扉等。)は、

 施工図を作成→図面を工場に送る→工場がさらに細かい図面を書く→図面をチェック→製作→製品ができたら現場に搬入して取付→完了

というようにかなり手順を踏む必要があり、多く時間を要するので早めに図面を工場に送らないと、製品の完成が遅れて現場に製品が届かず、工事が進まないというような事態が起こります。この辺をスケジュールを管理するのも現場監督の仕事です。

月間週間工程作成

総合工程表というものは、先ほども説明した通り、おおまかな工事の流れしか書きません。

月間工程表とは、総合工程表をさらに細かく書いたもの。週間工程表とは月間工程表をさらに細かく書いたものというイメージです。

現場の日々の工事の予定を前もって作成していくという作業です。

②工事ごとの仕事

各工事ごとに発生する仕事を紹介します。ここでいう「工事」とは、鉄筋工事、型枠工事、鉄骨工事、クロス工事、フローリング工事、、、等のことです。

色々な工事が絡み合って一つの建物が出来上がります。その一つ一つに発生する現場監督の作業を解説していきます。

工事計画書作成

各工事が始まる前に、工事計画というものを作成します。これがかなり手間がかかる作業です。工事ごとに、作成しなければならないので結構バタバタします。基本は業者に作らせて現場監督がチェックして修正させるという業務です。

※ここでいう業者とは、番頭と呼んだりもしますが、職人を雇っている立場の人です。

業者手配・打ち合わせ

さきほど月間工程表、週間工程表についてざっくり説明しましたが、工事の細かい順番を決めたら、自分が決めた日に業者を手配しなければなりません。

また、工事開始前に職人を現場に呼んで現地で打ち合わせをします。

その時に工事の進め方を決めるのと、業者の要望を確認します。

例えば電気を使う作業であれば、延長コードを用意してほしいとか、材料を置くスペースを確保してほしいとか、クレーンでものを吊りたいから、予約しておいてくれなど。

着工前段取り

上で書いた通り、職人の要望があったことを段取りします。

延長コードをレンタル業者に発注したり、材料を置くスペースを探して、他の人が荷物を置かないように周知したり、クレーンの計画をしたり、、

3tのものを5階の屋上に運びたい場合、3tのものを吊れるパワーがあり、5階まで届くようなクレーンを選定し、手配します。

工事着工

手配をした日に職人が来ます。段取りを確認し、業者に作業をしてもらいます。

また、業者が初めて現場に来る時は、現場の案内をしたり休憩所の場所を確保したり、現場のルールを説明します。

現場で起こる問題解決

これが若手現場監督の日中の仕事の中で一番ウエイトが大きい仕事です。

職人が作業を進める上で、問題があれば解決してあげます。問題があればというか必ず問題が起きますのでその対応をします。

例えば、施工図と現場の寸法が違うというようなことから、作業したい場所に誰かの材料が起いてあるから持ち主に連絡して移動させてくれ等、色々な電話がかかってきます。忙しいと電話が1日中鳴り止まないというようなこともあります。

検査

職人が工事を完了させたあと、現場監督は必ず検査を行います。検査表を作って、検査したり写真を撮ったりします。そこで問題があった場合はやり直しをさせるといった業務です。

検査書類整理

上に書いた検査を行った時に記入した検査表や撮影した写真を整理します。現場監督は写真整理が多いとか聞いたことがあるかもしれませんが、この作業にあたります。

③日々の雑務

日々のルーティーン業務を説明します。若手がやる仕事になります。

朝礼、昼礼準備

現場では毎日、朝礼昼礼を行います。

朝礼は現場監督・職人が全員参加でラジオ体操をしたり、職人の人数確認をしたり、当日の作業内容を説明します。

昼礼では現場監督と、職長とよばれる各職人グループのリーダーが参加をして翌日の作業内容の説明をします。

朝礼、昼礼が始まる前にホワイトボードに作業内容を書く等、準備を行います。

現場の消灯・戸締り

職人の作業は残業がなければ基本的に17時で終わります。職人が帰ったあと、現場の消灯、戸締りを行います。

安全巡回

現場では、安全巡回といって、毎日現場内を巡回して危険な箇所がないかどうか確認をしてまわります。巡回前にどこを巡回するか決めて、30分くらいかけてまわります。

そこで発見した危険な箇所(例えば吹き抜けに手すりがないとか、足場の部材が外されている等)の写真を撮り、昼礼で発表して職人に是正させます。

看板作成

現場内にはたくさんの掲示物があります。

階段には◯階といった表示、立入禁止場所には、立入禁止という表示等の看板をパワーポイントで作成し、ラミネートで保護して現場の各所に掲示します。

職人の話相手

職人はよくしゃべります。作業中少しでもわからないことがあれば電話をしてきたり、近くを通った現場監督を呼んで質問をしてきたりします。

話が長いひと、現場の愚痴をいう人など様々です。

楽しそうだなと思うかもしれませんが、忙しい時に話しかけられると、勘弁してくれって思います。

④イレギュラーな仕事

現場監督というのは普通のサラリーマンと違い、イレギュラーな仕事があります。いくつか紹介していきます。

事故があった時

現場で事故があるとかなりめんどくさいです。

手をカッターで切るような小さな怪我だろうと、人が10m落下するといった大きな事故だろうと、その経緯等書類にまとめないといけません。そして再発防止対策を考えて、会社に報告します。

現場で雨が降ると大変です。

建物が完成すれば当然雨が降っても問題ないのですが、

建設途中だと窓がついていなかったり、 あらゆるところから建物内に水が入ってきます。

侵入してきた水を水中ポンプという水を排水する機械で排水します。

土工とよばれる職人にお願いすることがほとんどですが、緊急時は現場監督が泥まみれになりながらやらなければいけません。

台風

台風が来ると、普通のサラリーマンだと、「電車が止まる前に家に帰ろう」となるかもしれませんが、現場監督は違います。台風待機といって、現場に泊まり、現場を守ります。

よくニュースで足場が倒れている映像が流れたりしますが、そうならないように、台風が通過中も現場を巡回して異常がないか確認をしなければなりません。

夜間工事

歩道から工事をする場合、警察の許可をもらって道路を通行止めにしないといけない場合など、人が少ない夜間に工事を行うことがあります。

近隣からの苦情対応

工事現場の横を通るとかなり騒音がすると思います。

そういった騒音にクレームをつけてくるひとがたまにいます。電話をしてきたり直接文句を言ってきたり。そういった人たちの相手をするのも現場監督の仕事です。

怪しい人対応

建設現場にはたまに怪しいひとが訪ねてきます。宗教の勧誘だったり、や◯ざの人たちがくることもあります。当然ですがそういった尋ね人の対応もしなければなりません。

まとめ

以上が現場監督の主な仕事内容です。

かなりやらなければならないことが多いと思いです。仕事が終わらず現場に泊まることもありますし、休日に出勤して書類をまとめたりといったこともあります。

しかし、毎日しんどい思いをして仕事をしていますが、いざ建物が完成した時はとても感動します。

「地図に残る仕事」とCMで言ってたりしますが、自分が関わった建物がgoogle map に表示されていると嬉しい気持ちになります。

決しておすすめはしませんが、現場監督に少しでも興味を持っていただける人がいれば嬉しいです。

以上で終わります!

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