10秒でわかる!この記事の内容
この記事では、
・仕事を辞めたいというのは甘えではないということ
・仕事を辞めたい理由と甘えかどうかの判断基準
・仕事を辞めたい時に誰に相談するのが正解か
こういった内容について解説しています。
「仕事を辞めたいと思うことは甘えなのかな?」
「仕事が辛くても我慢したほうが良いのかなぁ」
こういった悩みを抱えていませんか?
社会人なら、誰だって仕事を辞めたいと思ったことがあるはずです。
仕事は最低でも3年は続けるべきだ!とか辛いことにも耐えないと成長できない!みたいな風潮があるため、仕事を辞めたいと思うことは甘えなのかな?感じる人も多いのでは無いでしょうか。
僕は少し前まで現場監督として働いていました。毎日現場内を2万歩以上歩き回り、仕事が終わらず0時を回ることもざらにあるような状況でしたが、辛くて辞めるのは甘えだと教育されてきました。
しかし、さすがにこの状況は異常だと感じたため、部署異動をして現在はホワイトな部署で働いています。
今、改めて当時のことを思い返すと、仕事を辞めたいことが甘えだと言う発想はかなり狂気じみているなと感じます。
仕事はスポーツとは違い、根性を鍛える必要は全くありません。努力は必要ですが、嫌なことを我慢してまで続けなくても良いのです。
本記事では、仕事を辞めたいと思うことは甘えでは無いという事実を紹介します。ただし、理由によっては "甘え" の可能性もあるので、判断基準も含めて解説していきます。
仕事を辞めるか悩んでいるけど行動に踏み切れていないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
【断言します】仕事を辞めたいと思うのは甘えではありません!
冒頭でも紹介しましたが、仕事を辞めたいことは甘えではありません。ここでは、なぜそう言えるのかを詳しく解説していきます。
仕事を辞めたいと思うのは甘えというのは古い
仕事を辞めたいと言う人に対して、それは甘えだ!と言う考えばぶっちゃけ古いです。
昔は、1つの会社で一生働くのが一般的でした。今でも、古い体質の大手企業だとそういった風潮が残っていまs。
僕が勤務する会社(大手ゼネコン)もそうでして、8割以上の人が定年まで残っています。僕の同期も200人近くいますが、まだ90%程度の人が残っています。
一方で、最近は転職してキャリアアップするというのが当たり前になっており、異業種への転職も珍しいことではありません。
社会人経験の無い学生が就活をして選んだ会社が、自分に合っているなんてことはほぼあり得ないと思います。
社会人として働くうちに自分のやりたいことが見つかることは当たり前ですので、仕事を辞めたいことが甘えだと言う考えは捨てて自分のやりたいことがあるなら挑戦してみましょう。
とはいえ、、仕事を辞めたい=甘えの場合もある
先ほどから仕事を辞めたいと言うことが甘えでは無いと断言していますが、理由によっては甘えという場合もあります。
特にやりたいこともなく、ただ仕事を辞めたいと思っている人は要注意です。
そう言った人は、働くこと自体が嫌だと感じている場合が多く、なんとなく転職してもすぐにまた辞めたくなるでしょう。
そう言う人に限っては、ただの甘えということになります。
次の章で、仕事を辞めたいと思うよくある理由と、甘えかどうかの判断基準を紹介していますので、ご覧ください。
仕事を辞めたい理由と甘えかどうかの判断基準
仕事を辞めたい理由と甘えかどうかの判断基準を紹介します。よくある理由を4つに厳選しました。
- 職場内の人間関係
- 労働働環が悪い
- 待遇が悪い
- 自分の気持ちの問題
それではみていきましょう。
理由1:職場内の人間関係
職場内の人間関係が悪くて辞めたいと感じる人も多いです。
具体的には、
- 上司のパワハラ
- 同僚と合わない
- 同期とぎくしゃくしている
こんな感じで、人間関係が悪いと職場に行くのが辛くなってしまいますよね。
こう言った場合は甘えになりません。場合によっては心の病気にもなってしまいますので、早めに転職活動をするなりして対処しましょう。
理由2:労働働環が悪い
労働環境が悪くて仕事を辞めたいと言う人も多いです。
- 業務量が多く残業しがち
- 休日出勤もある
- 残業代が出ない
こんな感じで、労働環境が悪い会社に勤めている場合、まずは大学の同期等、周りの会社と比較してみましょう。
残業時間については、個人的には月40時間程度なら一般的かなと感じます。また、休日出勤についても年に数回程度だったり振替休日がしっかり取れるのであれば問題ないでしょう。
しかし、残業が100時間以上だったり休日出勤が常態化+振替休日無しだったり、サービス残業が多い場合は完全にブラック企業ですので、一刻も早く労働条件の良い会社へ転職しましょう。
当然、この場合は甘えにはなりません。
理由3:待遇が悪い
給与や福利厚生など待遇が悪い場合も、退職を検討した方がいいかもしれません。
- 給与が低い
- 家賃補助や交通費の支給が無い
- 昇給し辛い
こういった方は、同業他社の給与を調べたり、別の会社に勤める友人にもヒアリングしてみて待遇が悪いなと感じるのであれば、すぐに転職しましょう。
この場合、無理な高望みをしなければ甘えにはなりません。
理由4:自分の気持ちの問題
最後に紹介するのが、自分の気持ちの問題で仕事を辞めたいと思っている場合です。
- 仕事にやりがいを感じない
- 仕事が明らかに向いていない
こう言った人は、自分のやりたいことがはっきりしている場合は甘えではないでしょう。
何がやりたいのかわかっていなくても、とにかく自分にあった仕事を探そうとしている方も当然甘えではありません。
しかし、次に該当する人は注意が必要です。
- 毎朝起きるのがだるい
- 仕事がしたく無い
こう言った人は、ただの甘えの可能性が高いです。
まずは仕事の何が嫌なのかを洗い出してみましょう。もし、時間を拘束されるのが嫌だとか、そもそも働きたくないと言う理由であれば、転職してもすぐに辞めたくなるでしょう。
転職エージェントに相談するなどして、自分が本当にやりたい仕事を見つけてから辞めるようにしましょう。
仕事を辞めたいときは相談する人に注意!
仕事を辞めたいと感じている時、誰かに相談する場合は相談する人をしっかり選びましょう。
間違った人に相談すると、悪い方向へ引っ張られてしまいます。
職場の先輩や同期はやめましょう
先輩や同期に関わらず、職場の人に相談するのはやめましょう。
どうなるかと言うと、めちゃくちゃ止められます(笑)ほとんどの人が仕事を辞めること=良くないことだと思っているので、一緒に頑張ろうよなどと甘い言葉で誘惑してきます。
僕の後輩が仕事を辞める時、周りの人間がめちゃくちゃ止めてたのをみて引いてしまいました笑
めちゃくちゃ有望な人材というわけではなく、ごく普通の社員でしたが、人事部長が出てきて、どこの部署でも選ばせてあげるから辞めないでほしいと懇願していたといいます。
会社にとって、人が辞めるというのはマイナスなので、とにかく止められてしまいます。意志が弱い人だと負けてしまう可能性もあるので、絶対に会社の人に相談するのはやめましょう。
気の知れた同期くらいなら良いかと思います。
ドリームキラーにも注意
ドリームキラーというのは、夢に向かって進もうとしている人に対して諦めさせようとする人のことを言います。
例えば、会社をやめて企業するという人がいたとします。おそらく親だったり周りの友人の中に「絶対失敗するからやめとけと」言う人がいるでしょう。
こういう人をドリームキラーと言います。たしかに、会社をやめて企業というのはリスクを伴いますが、企業したこともない人が絶対うまくいかないなどと言うのは筋違いですよね。
そう言った人は、お節介で言う人もいれば、新しいことに挑戦する人に嫉妬している場合もあります。
なので、本当に気の知れた人友人意外には言わないというのが鉄則です。
アドバイスをもらいたければ転職エージェントがおすすめ
もし、アドバイスをもらいたい場合は転職エージェントに相談するのがオススメです。
転職に関する知識が豊富なのはもちろんですが、客観的な視点でアドバイスがもらえるというメリットがあります。
紹介した人材にすぐ辞められては困るので、本当に転職した方がいいのかという視点でも相談に乗ってくれます。
また、自分がどんな仕事をしたいのかわからないという場合も、あなたの経歴などから判断してオススメの職種を紹介してくれるので、やりたい仕事を探す手助けをしてくれます。
転職について漠然としている場合でも親身に相談に乗ってくれるので、相談をするなら転職エージェント一択でしょう。
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仕事を辞めるのが甘えと思われないような退社の方法
最後に、仕事を辞める場合に上司から甘えと思われないような退社の方法を解説します。
僕が転職エージェントの方に教えていただいた方法ですので、この通りに実践すれば、甘えだと思われずに後腐れなく退職できます。是非参考にしてみてください。
Step1:辞めたい理由を明確にする
まずは、辞めたい理由を明確にしましょう。
ここで理由をしっかり決めておかないと、引き止められた時に対応できなくなってしまいます。
また、転職する時の面談でも「前職を辞めた理由は?」と必ず聞かれますので、転職エージェントの方に相談して、辞めたい理由を明確にしておきましょう。
自分の中で明確になっている場合でも、一度転職エージェントに人に確認してもらうと良いでしょう。
Step2:引き止められた場合の作戦を立てる
辞めますといって、はいオッケーというようにスムーズにはいかないことが多いです。
逆に、ここまでスムーズだと、自分は必要ではなかったのかと不安になりますよね(笑)
ほとんどの場合、建前上であっても一度は引き止められるでしょう。
とはいえ、「もう転職先から内定をもらっていて入社日も決まっている」と言えばほとんどの場合は引き下がるはずです。
しつこい場合は、このように上司に伝えるようにしましょう。
Step3:上司に報告
いよいよ上司に報告です。
タイミングとしては転職先から内定をもらった後に報告するようにしましょう。そうしないと、転職活動がうまくいかなかった場合、無職の期間ができてしまいます。
もう一つ注意点は、会社の規約を確認して退職の何日前までに申告しなければならないかをチェックしておきましょう。
ほとんどの会社が2週間〜1ヶ月前のはずですので、規約違反にならないようなタイミングで上司に報告しましょう。
Step4:引き継ぎをして退社しよう
最後に、社会人の常識として今まで自分が受け持っていた仕事の引き継ぎをして、退社もしくは有給消化に入りましょう。
お世話になった人、社外の人への挨拶メールも忘れないようにしましょう。
まとめ:仕事を辞めたいと思うことは甘えでは無く挑戦
今回は、仕事を辞めたい人に向けて、決して甘えではないということについて紹介しました。
仕事に行きたくないとか朝早く起きたくないというような理由は甘えになりますが、転職して自分が本当にやりたい事をするということは、とても良いことです。
今の会社で我慢しながら定年を迎えるのではなく、新しいことに挑戦して仕事を楽しんで人生を謳歌しましょう!
というわけで今回は以上です!
後で後悔しないように、やりたい仕事があれば一刻も早く挑戦してみましょう!