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【スーゼネ現場監督が教える】1級建築施工管理技士の学科・実地ともに独学で合格する方法

  • 一級建築施工管理技士の資格を取りたいけど、独学で勉強したいけどまず何をすればいいの?
  • 仕事が忙しくて勉強に取れる時間が少ないので、効率よく勉強したい。
  • 参考書ってどれを買えばいいんだろう。
  • 過去問やればいいって言うけど何年分やるべき?
  • 実地試験の勉強方法がわからない!

こんな悩みを解決します。

私は一級建築施工管理技士の試験を受けようと思った時、こんな悩みを持っていました。
実は、私は1回目の実地試験で不合格となり、2回目の受験で合格しました。

この記事では、私が現場監督をしながら合格するまでの実体験をもとに、必ず合格できる勉強方法を詳しく解説していきます。

おそらくこの記事を読んでいるみなさんは、現場監督の仕事をしながら一級建築施工管理技士の勉強をしようとしていると思います。
仕事最優先で、隙間時間でできる勉強方法を解説します。
私が学科試験を受験した時は、消防検査直前でかなり忙しく、週に2回は現場に泊まっていました。
そんな状況でも合格できる勉強方法ですので、ぜひ参考にしてください。

一級施工管理は独学で合格することは可能なのか ?勉強期間はどのくらい必要?

一級施工管理技士は独学で合格可能です!おそらく合格者のほとんどが独学だと思うので、これから独学で受けようと考えている方も安心してください。

勉強時間

学科試験:45時間 (毎日30分×3ヶ月)
実地試験:45時間(毎日30分×3ヶ月)
合計90時間です。

90時間というのが多いと思うか少ないと思うかは人によると思いますが、一級建築士に合格する為の勉強時間が1000時間と言われているので、その10分の1弱の勉強時間で合格できると思うと、少なく感じるはずです。

学科試験の勉強方法

まずは学科試験について具体的な勉強方法を解説していきます。学科試験は過去問のみ勉強すれば合格できるでしょう。

勉強をいつから開始するのか

学科試験は、6月の前半に行われます。
試験勉強に最低3ヶ月はかかると思いますので、3月前半より、勉強をスタートさせましょう。

少し早く感じるかもしれませんが、勉強時間は1日30分程度で大丈夫です。丸暗記が鉄則ですので、早めに勉強を始めましょう。暗記力に自信がない方もっと早めでもいいと思います。

学科試験のおすすめ参考書と勉強の進め方

学科試験の勉強をするために使用するのはこちらの1冊だけです。

なぜこの参考書を勧めるかというと、7年分という圧倒的過去問の量です。
一級建築施工管理技士の試験は、ほとんどが過去問から出題されており、過去問をより深く勉強すれば、合格へ近づけるのです。他の参考書は5年分というものが多く、プラス2年というのはかなり効いてくると思います。

この参考書を使い、どのように勉強していくか解説していきます。

ポイント

この参考書は全650ページほどあります。目次などのページを除いても勉強すべきページは600ページを超えます。
私はこの本を5周することをおすすめします。5周もすれば、問題文を1行読むだけで答えがぱっとわかるくらいになります。そのくらい過去問を暗記しておけば完璧です。
ちなみに、問題の形式は、4つの選択肢から正しいもの、もしくは誤っているものを1つ選ぶというものです。
何周も勉強していると、解答を覚えてきているので、選択肢をすべて読まずに正解の選択肢だけ目を通すということをやってしまいがちですが、かならず全選択肢確認し、どこが間違えているのか、またどこが正しいのかを確認してからすすめるようにしてください。

5周する為には、600ページ×5周=3000ページを3ヶ月で読み込まなければなりません。
3ヶ月は90日ですので、
3000➗90=33.33333≒約34ページ
ということは、1日あたり34ページ勉強すれば、3ヶ月で5周できるということになります。
34ページ勉強する為の目安時間ですが、
1周目:1時間半
2周目:1時間
3周目:40分
4周目:30分
5周目:30分

くらいとなります。最初の1周目こそ時間はかかりますが、2周目、3周目と進めていくうちに
時間が短縮できます。

現場監督をしながらの勉強はかなり大変だと思いますが、行き帰りの電車の中での勉強でも構わないので、毎日34ページはこなしてください。

基本的に、ペンを持たずに読むだけの勉強でいいと思います。
しかし、テキストを1周すればわかると思いますが「構造」の問題は実際に書かないと問題が解けないので、週末に家でゆっくりやることをおすすめします

私は、3ヶ月前に5周やると決めて、毎日どのページまで勉強するという計画を立てて進めていきました。
普段勉強していないと、参考書を手にとって読むという行為がとてもめんどくさく感じられます。
しかし、無理やり予定を作り、それに沿って遂行していけば必ず合格できると思います。

模擬試験の受験

一級建築施工管理の学科試験が近づいてくると、総合資格などの学校が模擬試験を無料で開催してくれます。
実力試し+新問題対策になりますので受験しましょう。
独学だと、過去問のみの勉強となるため、新問題への対策ができません。
もちろん過去問の出題の割合が圧倒的に多いので問題はないのですが、
模擬試験の問題ででてきた新問題くらいは覚えておいて損はないと思います。
また、総合資格の模擬試験には、本番で出題される問題が含まれていると聞いたことがあります。
実際私も、模擬試験で出た問題を勉強したおかげで解けた問題が数問ありましたので、申し込みをされた方がいいと思います。

学科試験勉強方法まとめ

①3月なったら参考書を買う。

②一日34ページ毎日解く。問題文と答えを読むだけでいい。ただし、「構造」は休みの日に家で勉強すること。

③総合資格学院の模擬試験を申し込み、受験する

④問題集を5周+模擬試験の問題の間違えたところを復習

以上が学科試験合格までの手順です。ここに書いた手順を守れば合格できるでしょう。

実地試験の勉強方法

学科試験に無事合格された方は、実地試験の勉強にうつりましょう。
実地試験は舐めていたら落ちます!私も一度不合格になりました。その経験をもとに、
二度目で合格した方法をご紹介します。

勉強をいつから開始するのか

実地試験の勉強は、学科試験の合格が発表されたその日に開始しましょう。

実地試験は、学科試験と違い、自分で解答を作り込まなければいけません。その作業が思った以上に時間と手間がかかりますので、そのことを頭に入れた上でこれから勉強の方法を説明していきます。

実地試験のおすすめ参考書と勉強の進め方

実地試験の勉強をするために使用するのはこちらの1冊だけです。

この参考書は、個人的にかなりオススメです。
オススメ理由はこれから問題ごとに勉強方法を見ていただければわかると思います。
ちなみに、僕の同期は試験直前で僕が持っているこの問題集をみて、買い換えてました(笑)。

実地試験の勉強は、いかに暗記する項目を減らせるかということに着目しました。
学科試験は記号選択なので出題範囲が膨大なページ数だとしても、
回数をこなせば自然と頭に入ってきます。しかし、実地試験は記述形式です。
よっぽど暗記力が良い人でない限りテキストの内容すべて暗記するのは不可能です。

暗記項目を減らすというのは、出題される問題には法則があり、その法則に従って勉強する範囲を予測して勉強範囲を絞るという作業です。

それでは各問題ごとに、出題される問題の予測の仕方と、勉強方法について解説します。

問題1 経験記述

一番配点が高いと言われている問題です。
出題の予測を確実に行うことで得点アップに繋がります。

経験記述は、「施工の合理化」「品質管理」「建設副産物」のいずれか1つが出題されます。
少し前までは、3つが毎年順番通りに出題されていましたが、最近は少しイレギュラーなので、今年の出題が何かという予測が立てづらくなっています。

私がオススメする方法は、3つのうち2つに絞るという方法です。
2年連続で同じ問題は出題されませんので、受験する前年度にどの問題が出題されたかを確認し、それ以外の2つを勉強しましょう。
上記で紹介した参考書に、過去10年間にどの問題が出題されたかということが一覧となっている表があります。その表を確認し、前年度の問題を確認しましょう。

続いて、勉強の仕方ですが、自分の経験した現場について、どのような工夫をしたのかなどが問われます。
このテキストには解答例がかなり豊富に掲載されています。
その解答例から自分の現場の工事に沿った内容を探し、そのまま暗記してしまえばOKです。

問題2 仮設工事

仮設工事は、「仮設計画」「安全管理」のいずれかが出題されます。毎年交互に出題されるので、前年度出題された問題を確認し、勉強するようにしましょう。

どちらのパターンにしても、記述問題となります。各項目ごとに2つ留意事項を記入しなければいけなのいので、テキストの回答例の中から覚えやすいものを2つピックアップして暗記するようにしましょう。

問題3 躯体工事 問題4 仕上工事

躯体工事、仕上工事は形式としては同じで、「記述式」と「語句訂正」の2種類が毎年交互に出題されます。

躯体工事が「記述式」の年は、仕上工事は「語句訂正」が出題されます。その翌年は、躯体工事が「語句訂正」、仕上工事が「記述式」となります。

「記述式」の勉強方法については問題2の仮設工事と同じく、覚えやすい答えを2つピックアップして暗記します。

「語句訂正」の勉強方法は、テキストの赤字部分を隠して、穴埋め問題のようにして覚えましょう

このテキストの良いところは、過去に出題された語句を赤字にしているということです。赤字を覚えるだけで過去問の勉強にもなります。

問題5 工程

工程については、テキストに載っている過去問をやるだけでいいと思います。毎年難しいという印象はなく、一番点の取りやすい項目だと思います。

問題6 法規

法規の得点は、テキストによって大きく左右されます。

このテキストに従えば、ほぼ満点が取れると思います。

勉強方法ですが、テキストの赤字部分を暗記するだけです。赤字は過去に出題された問題の箇所なので、これさえ勉強していれば満点を狙えます。

模擬試験の受験

実地試験にも模擬試験があります。学科試験同様に、ここで出題された問題が、本番で出ることがありますのでしっかり勉強しましょう。また、解説も同時に行ってくれるので非常に勉強になります。

この模擬試験と解説を受けて私が知ったことは、

経験記述の中で、建物構造を書くときは、RC造、S造ではなく、鉄筋コンクリート造、鉄骨造のように正式名称で書く。経験記述の中で、内部仕上げを書くときは、床、天井、壁の順で書く

小さいことかもしれませんが、細かな減点を回避するテクニックだそうです。

実地試験勉強方法まとめ

①学科の合格発表の日に実地試験の参考書を購入し、勉強する。

②出題範囲を予測して的を絞って勉強する。

③最低でもテキストを4周勉強する。

これだけです。学科と同様、繰り返すことが重要です。

まとめ

長々と勉強方法について解説しましたが、基本的には上に書いた通り、暗記していくことが合格への最短ルートです。

また、問題集は試験の合格に関わる一番重要な要素だと感じました。

今回紹介した問題集は決して安くは無いですが、不合格になって受験料をもう一度払うことを考えれば必要経費だと思います。

仕事をしながら勉強するのは辛いと思いますが、1日30分ずつでも勉強して一発合格を目指しましょう

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