
副業でブログを始めたいけど、雑記ブログと特化ブログどちらをやるべき?
初心者にもわかるように説明して欲しいな。
こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 雑記ブログと特化ブログの違いは?
- 雑記ブログと特化ブログのメリットデメリット
- 雑記ブログと特化ブログでよくある質問【初心者の頃に気になっていたこと】
- 【効率よく稼ぐ方法】雑記ブログと特化ブログの上手な使い分け方を教えます
この記事を書いている僕は副業でブログを運営しており、月収20万ほど稼いでいます。
そんな僕はブログを始める前に、『有料ブログか無料ブログか』という選択肢に悩まされ、
その後『雑記ブログか特化ブログか』という定番の悩みにぶち当たりました。
最初は『稼ぎたいけど失敗したくない』という思いが強くて、行動する前にいろいろ悩みがちです。
ぶっちゃけ最初の頃は悩んでる時間があれば一刻も早く記事を書いて少しでも前進した方がいいと思います。
とはいえ、気になって前に進めない気持ちはとてもわかりますので、納得できるように詳しく解説しますね。
本記事では、雑記ブログと特化ブログの違いを説明しつつ、稼ぐためにはどちらを選ぶべきかを紹介します。
この記事を読めば、雑記ブログか特化ブログ、あなたがどちらを選ぶべきか理解できるはずです。じっくりご覧ください。
雑記ブログと特化ブログの違いは?

まずは、雑記ブログと特化ブログの違いをおさらいしましょう。
雑記ブログ
雑記ブログとは
雑記ブログは、1つのブログ内に様々なカテゴリーが存在するものです。
このブログも雑記ブログでして、カテゴリーはこんな感じです。

いろいろなカテゴリーが混ざっておりカテゴリー同士に繋がりがありません。自分が書きたいことを書いているイメージです。
雑記ブログで稼いでる人を紹介
イケハヤさんの『イケハヤ大学』(旧:まだ東京で消耗してるの?)
カテゴリー分けされていないのですが、とにかくいろいろなことを書かれています。
まだ東京で消耗してるの?って言葉はブログ始める前から聞いたことある人も多いはず。超有名な雑記ブログです。
特化ブログ
特化ブログとは
特化ブログは、1つのブログ内で1つのカテゴリーしか扱わないブログです。
特化ブログも様々で、個人的には大きく分けて2種類あると考えてまして、『特化型』と『準特化型』という表現にしています。
- 『特化型』: ”マウンテンバイク”や”クレジットカード”など特定のジャンルに絞って書かれたもの。
- 『準特化型』: ”節約”とか”ブログ運営”のように緩くジャンルを絞って書かれたもの。
こんな感じで微妙な違いではありますが、共通することは、あるジャンルについて特化しているブログということです。
特化ブログで稼いでる人を紹介
『特化型』の教科書的な感じで、クレジットカードについての情報がほとんど網羅されており、一つ一つの記事の完成度もめちゃくちゃ高いです。
Tsuzukiさんの『Tsuzukiblog』
こちらは、『準特化型』といった感じで、”ブログ” ”アフィリエイト” "副業"いう3つジャンルに沿って、記事を書かれています。
人によって感じ方は変わるかもですが、僕は雑記ブログに近い特化ブログだと思っています。
雑記ブログと特化ブログのメリットデメリット

雑記ブログと特化ブログだったらどちらの方が稼ぎやすいのでしょうか?
メリットデメリット含めて解説します。
雑記ブログのメリットデメリット
メリット
- メリット1:記事ネタに困らない
- メリット2:リスク分散できる
- メリット3:自由度が高い
デメリット
- デメリット1:回遊率が上がらない
- デメリット2:権威性が低くなる可能性あり
メリット1:記事ネタに困らない
雑記ブログ最大のメリットは、記事ネタに困らないことです。ジャンルに縛られないので、思いついたことを書いてOKです。
例えば、今日は『新宿のタイ料理店3選』を書いて、明日は『ブログ運営報告3ヶ月目』を書こう!というのも可能でして、とにかくいろいろなことを書くことができます。
ネタに尽きたら新しいカテゴリーを増やせばいいので、ネタに困ることがありません。
メリット2:リスク分散できる
雑記ブログは様々なカテゴリーを設定できるので、リスク分散になります。
例えば、『美容』『ブログノウハウ』『動画配信サービス』のカテゴリーがあったとします。
ある日コアアップデートによって『美容』カテゴリーの記事がほとんど圏外に飛ばされたとしても、『ブログノウハウ』『動画配信サービス』の記事は順位を保持していればブログが全滅することはありません。
『コアアップデート』とは、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して内容を更新することです。小さな見直しは毎日行われていますが、大規模な見直しは年に数回行われます。
簡単に言うと、Googleによって順位の見直しが行われると言うことです。
コアアップデートは、ジャンルごとに行われることが多く、被害の少ないジャンルというのが毎回存在するので複数ジャンル持っておくとリスクを分散できる可能性が高くなります。
メリット3:自由度が高い
雑記ブログは、自由度が高く、ブログの方向性を変更することも可能です。
A、B、Cのカテゴリーがあったとして、Cのカテゴリーだけ伸び悩んでた場合、Cのカテゴリーの更新はやめてDのカテゴリーを新規で作ることもできます。
逆に、Aしか伸びなかった場合、BとCは諦めて、
Aというジャンルに特化してA-1,A-2,A-3といった細分化したカテゴリーを作るといったことも可能です。
運営しながら方向性を変えれるのは雑記ブログだからこそできることです。
デメリット1:回遊率が上がらない
回遊率が上がらないのは雑記ブログの大きなデメリットです。
例えば『クレジットカード』の特化ブログを閲覧する人は、間違いなくクレジットカードに興味がある人です。全記事クレジットカードについて書かれていれば、いろいろな関連記事を徘徊し、回遊率が高くなります。
逆に雑記ブログの場合、カテゴリー同士の繋がりが無い場合、1つのカテゴリー内しか回遊しないので回遊率が低くなります。
回遊率が低くなれば、特化ブログに比べて1人あたりのPV数が落ちてしまうので、結果的に収益化しずらかったりします。
とはいえ、雑記ブログの場合は1つのカテゴリーに最低でも10以上記事を入れて、ミニ特化ブログを作るイメージでサイトを設計すれば問題ないでしょう。
デメリット2:権威性が低くなる可能性あり
Googleからの評価の話です。
例えば『美容』に特化したブログが書いた『美容に関する記事』と、『クレジットカード』に特化したブログが書いた『美容に関する記事』があったとします。
ある実験データによると、記事の内容が全く同じだったのにもかかわらず、前者の方が順位が高かったそうです。
何が言いたいかというと、雑記ブログだとジャンルが分散するので、特定のジャンルにおける権威性・専門性が特化ブログに比べて低くなる可能性があるということです。
近年Googleは、権威性・専門性をかなり重要視している傾向にあるので、検索順位に大きく起因します。
とはいえ、雑記ブログの記事が特化ブログの記事よりも上位に来ることもよくある話なので、そういった傾向があるということを頭に入れておきましょう。
特化ブログのメリットデメリット
メリット
- 権威性・専門性が高くなりGoogleに評価されやすい
- 回遊率があがり、PV増、収益化につながりやすい
デメリット
- ネタが尽きやすい
- 特定のジャンルに詳しい必要がある
- 自由度が低い
メリット1:権威性・専門性が高くなりGoogleに評価されやすい
雑記ブログのデメリット2つ目で紹介しましたが、ジャンルに特化すると、権威性・専門性が高いと評価され、上位表示されやすくなります。
とはいえ、個人がどれだけ頑張ったとしても企業や病院・クリニックのサイトには権威性・専門性では勝てないのでジャンルの見極めが必要です。
メリット2:回遊率があがり、PV増、収益化につながりやすい
これも雑記ブログのデメリットで説明しましたが、その逆になります。
1つのジャンルに特化していると、ブログに訪れたユーザーの関心の高い記事が多くなるので、回遊率が上がります。
PV増・収益アップに直結しやすいと言えます。
デメリット1:ネタが尽きやすい
特化ブログは、1つのジャンルに特化するために記事ネタが尽きやすいというデメリットがあります。雑記ブログのようにネタが尽きたから、はい次!みたいに好きなようにカテゴリーを増やせないのが難しいところ。あらかじめ、詳細なサイト設計をして投入する記事をある程度決めておかないと、行き当たりばったりでブログを作ると中途半端で終わってしまいます。
デメリット2:特定のジャンルに詳しい必要がある
1つのジャンルに特化するためにはある程度その領域に詳しい必要があります。でないとネタ切れを起こしやすかったり内容の薄い記事しか書けずに結果的に誰にも読まれずにゴミ記事となってしまいます。
アフィリエイターなんかは、特化サイトを作る前にそのジャンルについて猛勉強してから、記事を書き始める人もいるらしいです。詳しい領域でなければ、本で勉強したり、SNSでその領域の人とコミュニケーションをとりつつ情報を仕入れて行くのが良いかと思います。
デメリット3:自由度が低い
特化ブログを作ってしまうと、ジャンルに合わない記事は書くことができません。また、成果が出なかった時に方向転換することが難しくなります。
もし、特化ブログを作って記事を大量投入したのに全然成果が出ないという場合は、カテゴリーを増やして雑記ブログに変更するか、諦めてブログを作り直すしか無いでしょう。
雑記ブログと特化ブログでよくある質問【初心者の頃に気になっていたこと】

僕が初心者の頃に気になっていたことや、よくある質問を紹介します。
よくある質問
- 質問1:雑記ブログと特化ブログどちらが稼げるの?
- 質問2:初心者はどちらから始めれば良い?
- 質問3:雑記ブログから特化ブログへ移行できる?
- 質問4:雑記ブログ・特化ブログのカテゴリーは何個くらいにすればいい?
質問1:雑記ブログと特化ブログどちらが稼げるの?
これは永遠のテーマですが、どちらも稼げます。1つのブログで考えると、雑記ブログの方が稼ぎやすいかもしれません。
理由は、ジャンルの市場を考えるとわかりやすいです。
特化ブログは、ジャンルが縛られるため、ジャンルの市場によって収益の上限がある程度決まってしまいます。
雑記ブログは、いろいろなジャンルを扱えるため、市場は無限にあるわけで、単純に考えると収益は青天井に伸びていきます。とはいえ、一つ一つのジャンル対してある程度記事を投入しなければならないので、かなり労力が必要です。
それぞれ攻め方がありまして、総合的に見るとどちらも稼るというのが理解できるはずです。
特化ブログは10万くらい稼ぐブログをいくつも作るイメージです。ミニサイトを量産する感じですね。ある程度記事を入れれば放置して次のサイトを作るといったイメージです。
雑記ブログは、1つのブログを長く運営し、長期間に渡り大量に記事を投入するといったイメージです。
抽象的な説明になりましたが、攻め方は違えどどちらも稼げると言いうのが答えになります。
質問2:初心者はどちらから始めれば良い?
初心者は雑記ブログから始めるべきです。なぜなら、失敗できるからです。
ちょっと厳しいことを言いますが、初心者が最初から質の高い記事を書くことは不可能でして、最初の頃に書いた記事は後からリライトしない限りほとんどゴミ記事となります。
雑記ブログならゴミ記事も思い出として残せますが、特化ブログの場合はユーザーからすれば『専門サイト』という扱いになるのでゴミ記事は削除するか総リライトする必要があります。
というわけで、最初から特化ブログを運営するのは少しハードルが高いので、雑記ブログをオススメします。
あとは、運営していくとブログの方向性は必ず変わるので、雑記ブログの方が自由がきいて良いと思います。
質問3:雑記ブログから特化ブログへ移行できる?
雑記ブログから特化ブログへ以降は可能ですが、ある程度似ているジャンルへの移行が無難です。
例えば『美容』『筋トレ』の雑記ブログを書いている人が、『クレジットカード』の特化ブログへ移行するのは少し無理があります。やるとすれば記事を全削除するしかありません。
逆に、『副業』『ブログ・アフィリエイトテクニック』の雑記ブログを書いている人が、『ブログ・アフィリエイトテクニック』に特化することは容易です。『副業』と関連性もありますし、記事を削除する必要も無いかと思います。
答えとしては、雑記ブログ▶︎特化ブログの以降は可能ですが、ある程度ジャンルの縛りが出るのと、記事の削除は覚悟した方が良いと思います。記事を削除するくらいなら、新ブログを立ち上げた方が良いと個人的には思います。
質問4:雑記ブログ・特化ブログのカテゴリーは何個くらいにすればいい?
雑記ブログも特化ブログも3〜5個くらいで良いかなと思います。
あまり広げすぎると、カテゴリーの作り込みに時間がかかってしまうので、一つ一つ順番に作っていくのがオススメです。
逆に、一つ一つのカテゴリーを濃くできるのであれば、何個作っても良いと思っています。
節約に特化したブログ『ノマド的節約術』は、『準特化型』の代表例でして、かなりのカテゴリー数を扱っています。各カテゴリーの情報量も多くて、合計で6,000記事以上投入されています。
ちょっと極端な例ですが、中身が充実しているのであればカテゴリー数は関係無いと言うことです。
とはいえ、1人では到底無理な話なので、まずは3〜5カテゴリーを目処に作るのが良いと思います。
【効率よく稼ぐ方法】雑記ブログと特化ブログの上手な使い分け方を教えます

今回は、雑記ブログと特化ブログの違いについて説明しました。それぞれの違いやメリットデメリットなど理解できたかと思います。
また、初心者の方には雑記ブログからスタートすべきということもお伝えしました。
とはいえ、特化ブログの方が稼げそうな気がするし特化ブログもやってみたい!と言う方も多いはず。
ここからは効率よく稼ぐための方法を紹介します。
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1まずは雑記ブログ
特化ブログをやってみたい気持ちもわかりますが、初心者の方はまず雑記ブログを始めましょう。
カテゴリーは、自分の詳しいジャンルを3〜5個に絞り、各カテゴリーに最低10記事(理想は30記事以上)投入します。
3ヶ月以上経過し、かつ100記事程度になれば次のステップです。
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2伸びているカテゴリーはあるか
3ヶ月以上経過し、かつ100記事程度投入すると、PVや収益が徐々に伸びてくるはず。
- PVが伸びているジャンルかつ収益化できるジャンル
- 収益が伸びているカテゴリー
こういったカテゴリーに絞りって記事を更新します。
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3収益化が見込めそうなカテゴリーに絞る
カテゴリーを絞って記事を更新すると、PV・収益化の観点で見るとさらに明暗が別れるはずです。
さらに収益の増大が見込めそうなカテゴリーのみに絞って記事を更新します。かつ、関連するカテゴリーを増やしましょう。
例えば、『筋トレ』というカテゴリーに特化する場合、『トレーニングの方法』『おすすめプロテイン』『パーソナルジム』など、細分化したカテゴリーを増やすというイメージです。
このブログの場合、最初は『現場監督』『ガチャガチャ』『制汗剤』『ブログ運営』『Amazon』『筋トレ』というカテゴリーでしたが、現在は『ブログ運営』に特化しようとしています。とはいえ、他のカテゴリーで成果が出れば変更するかもですが。
こんな感じで、最初からガチガチに絞るのではなく、軽い気持ちで考えつつ、結果次第で柔軟に対応していくのがいいかと思います。
というわけで、今回は以上です!
雑記ブログ・特化ブログどちらで稼ぐにしても、一番重要なのは【記事の質】です。記事の質が高くなければ稼げないと言うことを頭に入れておきましょう。逆に記事の質が高く、ユーザーの悩みを解決できる素晴らしい記事であれば、雑記ブログでろうが特化ブログであろうが、必ず稼げるようになります。
まずは手を動かして記事の質を高めましょう。